災害は“もしも”ではなく“いつか”のこと。暮らしの中に防災を。

こんにちは!
サポート室のさとです。
先日、がんこ本舗のある福岡県粕屋郡新宮町の防災専門官の方にお越しいただき、スタッフ全員で防災講和を聞かせていただきました。。
災害大国・日本に生きるということ
まず感じたのは、「日本って本当に災害が多い国だなぁ」ということ。
地震、津波、台風、豪雨、土砂災害、火山噴火…
私たちが暮らすこの国では、自然のリスクは日常と地続きにあります。
でも、それは裏を返せば、自然と共に生きてきた証でもあると思います。
じつは日本は防災先進国。
災害が多いからこそ培われてきた対策がある。
日本は世界でも有数の「防災先進国」として知られています。被害をゼロにすることはできませんが、「減災」や「早期対応」の面で、世界から学ばれる存在になっているそうです。
【日本の災害対策が世界でも注目される理由】
① ハード面(インフラや設備)
- 耐震基準の厳しさ
→ 世界トップレベルの耐震建築。建物の倒壊率が大幅に低い。 - 津波避難タワー・防潮堤・堤防
→ 海沿いには高い防災設備が整っている地域も多い。 - 緊急地震速報・Jアラート
→ 数秒~数十秒前に地震の揺れをスマホやテレビで警告。
② ソフト面(制度・教育・意識)
- 防災教育の普及
→ 小学校から避難訓練・津波訓練を行う。家庭での備えも啓発。 - 自治体による地域防災計画
→ ハザードマップの配布や地域防災訓練の実施。 - 自助・共助の意識
→ 東日本大震災以降、とくに「地域で助け合う」文化が根づいた。
③ 災害からの復興スピードと知見
- 東日本大震災や熊本地震など、過去の大災害を教訓にして、法律・技術・意識すべてが少しずつ改善。
東日本大震災や熊本地震などの経験を重ね、日本の災害対応は法律・技術・意識の面で少しずつ改善され、復興のスピードも上がってきています。
一方で、能登半島地震のように地域が完全に分断されるような災害については、まだ十分な知見が蓄積されておらず、結果として対応が遅れてしまうという課題も明らかになりました。
どんな時に、どんな災害が起こるかは予測できません。
だからこそ、日頃からの『心構え=ソフト対策』と、『耐震化や備蓄などの備え=ハード対策』を欠かさないことの重要性を、あらためて痛感しました。
災害大国日本に住む、私たちひとりひとりができること。
講和で心に残ったキーワードは、「自助・共助・公助=7:2:1」
「国の対策がある=安心」ではなく、それを活かせるかどうかは“ひとりひとり”の行動にかかっている、ということ。
防災講和で最後のページに書かれていたことを転載します。
【1】日ごろから災害を「自分ごと」として考える!(事前の備え)
- 自宅や職場のハザードマップを確認する
- 家具の固定や食料等の備蓄をする
【2】災害が起こりそうになったら、「災害モード」のスイッチを入れる!
- テレビやインターネット等で防災情報を積極的に入手する
- 早め早めの行動・避難
【3】災害が起こったら「自助・共助」で助け合い!
自分の命は自分で守る
→自分の家族は自分たちで守る
→自分たちの地域は自分たちで守る
暮らしの中に「備え」を取り入れる。
災害への備えというと、大がかりなことに思えるかもしれませんが、日常の延長線上にあるものだと思うのです。
たとえば私たちの暮らしをシンプルにしてくれるアイテムは、インフラの整わない災害時にも役に立ちます。
がんこ本舗では、そんな視点から【防災対策ページ】を作っています。
▼ がんこ本舗の提案する「備え」はこちら
🔗 https://shop.gankohompo.com/html/page4.html
おわりに
がんこ本舗としては、何よりも共に働くスタッフの安心安全を、第一に考えています。
それが、その先にいらっしゃるお客様、みなさまをお待たせすることなく、製品を届けることにつながるからです。
同時に、
がんこ本舗の製品は、日用品として取り入れて頂くことで、「いざという時にその経験を活かすことが出来るもの」「被災という困難な環境の中でこそ、力を発揮するもの」「暮らしを豊かに出来るもの」だと信じています。
みなさんの備えが、いつかの暮らしを「守る力」になりますように。
サポート室 さと