きむちんからの手紙 2025年9月2日

9月2日を「全世界の祈りの日」とする提案
1945年9月2日。
日本が降伏文書に調印し、第二次世界大戦は正式に終結しました。
この日は、人類史上最も多くの犠牲を出した戦争の終わりであると同時に、人類が暴力の連鎖を止めることを選んだ日でもあります。
それから80年。
戦争を直接知る人々の声は急速に失われ、その記憶はやがて歴史の中へと委ねられていきます。
私たちは今、この節目にあたり、9月2日に新たな意味を与えるべきだと考えます。
すなわち、全人類が平和のために祈り、想いをひとつにする普遍的な日として。
私たちの願い
がんこ本舗の中に生まれた知性学研究会は、内外を問わず、9月2日を「全世界の祈りの日」とすることを提案します。
•世界中の人々が、同じ空の下で立ち止まり、祈りと平和を分かち合う日。
•勝利や敗北ではなく、知性によって選ばれた平和の日。
•戦争の恐怖ではなく、平和の叡智を子どもたちに贈る日。
さらに、この日は記憶を未来の行動へと結びつける架け橋となるべきです。
追悼にとどまらず、地球環境の保全、人間の尊厳の尊重、共に生きる実践へと、祈りを昇華させていきたいのです。
なぜ9月2日か
•歴史的事実として、第二次世界大戦が公式に終結した唯一の日付だからです。
•普遍性を持ち、国や民族を超えて共有できる祈りの日となるからです。
•未来志向の文化を育み、子どもたちが受け継げる平和の遺産となるからです。
結び
戦後80年という節目を迎える本年、私たちは世界に呼びかけます。
9月2日を、人類が祈りと平和によってひとつになる日にしましょう。
私たちが未来へと残すべきは、戦争の記憶ではなく、祈りと平和の文化です。
それは、地球の水を子どもたちに贈るように、未来世代に手渡すべきかけがえのない遺産なのです。
がんこ本舗・知性学研究会 声明として
2025年9月2日 きむちん